
沖縄に行くなら、いつがいい?

那覇空港から市内へ。どうやって移動する?
那覇はモノレール(ゆいレール)が通っていて、空港から国際通りの最寄り駅・牧志駅まで約15分、250円。これが本当に便利で、旅行者にとって沖縄本島の那覇市内はモノレール沿線に収まることが多い。 ただ、ゆいレールは那覇市内しかカバーしていない。首里城(首里駅)まで乗れるが、北部の美ら海水族館や南部の平和祈念公園へはバスかレンタカーが必要になる。一人旅でレンタカーを借りるのは(費用を誰かと割れないので)少し出費が重くなる。沖縄バス、那覇バス、琉球バスなど複数社が走っているが、路線が複雑で、正直、乗り慣れるまでに時間がかかる。GoogleMapsが案外頼りになるので、出発前に目的地を入れて確認しておくといい。一人で泊まるなら、どんな宿がいい?

那覇で一人で食べるとしたら、どこへ行く?
これは聞いてよかった質問だ。国際通りのメインストリートに面した飲食店は、観光地価格になっていることが多い。沖縄そばで700〜900円が相場のところ、観光通りの店は1,200円を超えることもある。 私のお勧めは、第一牧志公設市場の周辺の路地だ。市場の2階の食堂(1階で買った鮮魚を調理してもらえる)は、一人でも気兼ねなく入れる雰囲気がある。昼の定食が700〜900円で食べられる食堂が、路地に何軒かある。 そういえば、沖縄そばを食べるなら「ソーキそば」か「三枚肉そば」か選ぶことになるのだが、ソーキ(骨付きスペアリブ)のほうが食べ応えがある。初めてなら迷わずソーキを頼んでみてください。 飲み物で意外とよかったのが、国際通りを少し外れた路地の沖縄料理居酒屋のオリオンビール生(550〜650円くらい)。一人で小鉢をいくつか頼んで飲む時間が、沖縄の夜で一番好きだった。離島に行くのは難しい?

沖縄で「戦争の歴史」をどう訪ねる?
これは、訪問前に少し考えておいてほしいことだ。 沖縄南部には、太平洋戦争末期の沖縄戦の跡地が今も残っている。糸満市の平和祈念公園には、沖縄県平和祈念資料館(観覧料は確か300円だったと思う)があり、那覇市内からバスで行ける。ひめゆりの塔もこのエリアにある。 観光として「行っておく」場所ではなく、座って時間をかけて見る場所だと思う。資料館は展示量が多いので、2〜3時間は見ておきたい。軽い気持ちで30分で回ろうとすると、自分が後悔する。 一人で行くと、誰かと「感想を話す」機会がない分、その重さがそのまま自分の中に残る。それが一人旅の良さでもあり、覚悟が必要な部分でもある、と感じた。沖縄の予算は、どのくらい見ておけばいい?

沖縄で「ゆっくりする」って、具体的にどういう感じ?
これ、一番うまく答えられない質問かもしれない。 沖縄には「なんくるないさ(なんとかなる)」という言葉がある。観光パンフレットには必ず出てくる言葉なので、少し手垢がついた感じもするが、実際に島で時間を過ごすと、その言葉が空気として漂っているような気がしてくる。 具体的には、こういう午後がある。牧志市場近くの食堂でゴーヤチャンプルー定食(780円)を食べて、シークヮーサージュース(350円)を飲んで、どこにも行かずに壺屋やちむん通りをただ歩く。陶器の店を覗いて、買わなくていい。ベンチに座って、荷物を下ろす。 東京にいると、移動のたびに「目的」が必要な気がしてしまう。沖縄では、その感覚が少し緩む。なぜかは、まだうまく説明できていない。 あなたは沖縄に何を求めて行こうとしているだろう? その答えによって、たぶん那覇で過ごす時間の密度は全然違ってくる。
